フリーランスになる前に知っておきたい!メリット・デメリット

フリーランス

場所や時間を選ばない自由な働き方で人気のフリーランス。
家ではもちろん、カフェや海外など、PCひとつあればどこでも仕事ができる、なんて夢も叶えられるフリーランスはとても魅力的ですよね。

では実際フリーランスになるとどんなメリットがあるのでしょうか?
反対に、どんなデメリットがあるのでしょう?

本記事では、実際にフリーランスになって感じたメリットとデメリットを誰にでもわかるようにまとめています。
最後までご覧いただき、メリット・デメリットをしっかり理解した上で、フリーランスになるかどうかを決めていきましょう。

本記事は、20代で会社を辞めSNSを使ってフリーランスとなったしおりが解説していきます。

自由に働ける、フリーランスとは

まずフリーランスについて簡単に理解しておきましょう。

フリーランスとは日本では法令上の用語ではありません。
経済産業省が 2021 年に公表したガイドライン内では以下のように定義されています。

実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、 自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指す

フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン

つまり、フリーランスは企業に属さず、自分で自由に仕事をする働き方のことを言います。

現在、日本のフリーランス人口は 1,670 万人、労働人口の 24 %と言われております。
参考:Lancers/フリーランス実態調査2021
昨年まで横ばいだったフリーランス人口は増えており、副業としても人気な働き方であることが分かりますね。

フリーランスは魅力たっぷり!メリット

では早速、フリーランスが人気な理由を見てみましょう。

フリーランスには以下の 7 つのメリットがあります。

①自由に働ける仕事

フリーランスのメリット 1 つ目は、働く場所や時間を自分で自由に決められる点です。

PC一つでできる案件であれば、自宅はもちろん、カフェや海外など自分の好きな場所で仕事をすることができます。
また、納期までのタスクを自分で管理するため、家族や友達、ライブなどに合わせて休みを調整することも可能です。

わたしがフリーランスになって良かったなと思う 1 番の理由がこちらになります。

②手取り月 50 万!?収入アップが期待できる

フリーランスのメリット 2 つ目は、手取りの収入アップが期待できる点です。

フリーランスは「売上=収入」になります。
会社員の場合、結果を出しても必ず収入が上がるというわけではないですよね…

でもフリーランスでは、結果が利益に直結するためモチベーション維持にも繋がります。

③好きなことを仕事にすることができる

フリーランスのメリット 3 つ目は、自分の好きを活かして仕事を選べる点です。

会社に勤めている場合、やりたくない仕事も任せられることがあります。
一方で、フリーランスの仕事に決まりはありません。

自分の好きなことや得意なことを仕事にしていくことがフリーランスの働き方。
そのため、自分に合った案件を自分自身で選ぶことができるのです。

④仕事のやりがい、達成感が大きい

フリーランスのメリット 4 つ目は、仕事をやりきった達成感が大きく、やりがいを感じやすい点です。

フリーランスでは全ての責任を背負っているからこそ、仕事をやりきった達成感が大きくなります。
また、自分の力で仕事の幅を広げていくこともフリーランスならではのやりがいと感じています。

⑤一生食べていける仕事、定年制がない

フリーランスのメリット 5 つ目は、定年制がないため働きたい年齢まで働ける点です。

近年、老後資金 2,000 万と言われていますが、定年後に収入を得ようと考えても働けない場合が少なくありません。
フリーランスには定年がないので、年齢を気にしないで働き続けることができます。

さらに、企業に属さずに自ら働けるスキルを身につけておくことは将来的にとても大切なことですね。

⑥生活の質が良くなる

フリーランスのメリット 6 つ目は、時間の有効活用やストレス軽減により生活の質が良くなる点です。

出社する時間がなくなりタスクも自分で管理できるため、自分の過ごしやすい生活スタイルを作れるようになりました。
満員電車に乗ったり、会社での人間関係だったり、とストレスになり得ることがかなり軽減されるのもフリーランスのメリットです。

⑦フリーランスの女性は家事や育児との両立がしやすい

フリーランスのメリット 7 つ目は、仕事と家事や育児の両立がしやすくなる点です。

特に女性はライフステージによって働き方が大きく変化します。
結婚、妊娠、出産、育児などその時々に合わせて働き方を自分でコントロールできるフリーランスは魅力的です。

フリーランスはやめた方がいい?デメリット

もちろん実際にフリーランスになって知ったデメリットもあります。

ここからは、フリーランスで働く 7 つのデメリットを解説していきます。

①全ての責任が自分

フリーランスのデメリット 1 つ目は、背負う責任が大きい点です。

もちろんどんな仕事でも責任を背負いますが、会社では自分のミスは会社のミスとなり、会社でカバーすることになります。
一方、フリーランスでは自分のミスをカバーするのは自分。
つまり、自己責任が大きいのです。

フリーランスとしてこの先も長くやっていきたい場合は、ミスをしない、ミスをしっかりカバーする力が必要になります。

②収入が不安定

フリーランスのデメリット 2 つ目は、収入が安定しない点です。

会社員と違い基本給がないため、働いた報酬が収入になります。
フリーランスは人脈や実績が大事になるため、フリーランスになりたての頃は月収 5 万円という人も少なくはありません。

フリーランスになる前に副業で 5 万円は稼げるスキルを身につけたり、 3 ヶ月分の生活費を貯金したり、など準備をしておきましょう。

③社会的信用が低い

フリーランスのデメリット 3 つ目は、まだ社会的信用が低い点です。

フリーランスが社会的信用が低いと言われている理由は、やはり収入が不安定だからです。
そのため、ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりする際に審査が通らないケースが多々あります。
また、賃貸物件を借りる際も収入が不安定という理由で借りることが難しいこともあります。
これらは会社員のうちにできるだけ済ませておくことをおすすめします。

④案件獲得の時間を作らないといけない

フリーランスのデメリット 4 つ目は、自分で案件を獲得する必要があるため仕事探しが大変な点です。

会社では業務内容が決まっている場合がほとんどです。
一方で、フリーランスは自分で時間を見つけて仕事を獲得しないといけません。
案件獲得までの時間はお金が発生しない時間になります…

軌道に乗れば継続契約やオファーが来るようになるため、自分の力量次第で仕事探しの大変さは変わってくるでしょう。

⑤事務作業が面倒

フリーランスのデメリット 5 つ目は、確定申告などの事務作業も自分で行う点です。

確定申告とは、 1 年間の所得税額を確定するための手続きのことを言います。
会社に属しているときは年末調整を会社が行ってくれていますが、フリーランスでは自分でやらないといけません。
また他にも日々の経理関係や契約書類、請求書などの事務作業もあり、案件以外の業務が多いのもフリーランスの大変さです。

近年では、フリーランスの事務アウトソーシングツールが続々と出てきているので、これらのツールを使いこなしていきましょう。

⑥充実した福利厚生が受けられない

フリーランスのデメリット 6 つ目は、福利厚生が充実していない点です。

福利厚生とは会社が従業員やその家族の生活を保証するための制度で、労働に対するモチベーションを高めるために設けられています。
フリーランスには有給はなく、一時的に働けなくなったり、仕事が無くなったりした時の保証がありません。

しかし近年、フリーランスでも受けられる福利厚生が充実してきています。
福利厚生は経費にできるので、自分に必要なサポートを比較検討して安心できる労働環境を作りましょう。

⑦孤独感を感じやすい

フリーランスのデメリット 7 つ目は、基本一人で仕事をするため孤独に感じやすい点です。

会社には同僚や上司がいますが、フリーランスは一人です。
そのため、「寂しいな」と孤独に感じることも多いでしょう。

今はSNSでフリーランス同士のコミュニティーや個人間での繋がりを作ることができるので、自分からどんどん輪を広げていきましょう。
わたしはオンラインサロンに入ったおかげで仕事の幅も広がり、考え方や知識も豊かになりました。

フリーランスのメリット・デメリットを今後のビジョンに

フリーランスのメリット・デメリットを理解した上で、自分がこれからどんな働き方をしていきたいかを考えましょう。

自分の今後のビジョンを叶えられるのが、フリーランスであればフリーランスになる。
会社員であれば自分に合った会社を見つける。

今後のビジョンを考えるヒントは「マインド」だとわたしは考えます。

何のためにフリーランスになるのか?
なぜ自由になりたいのか?
自分はどうなりたくてこの会社を選んだのか?

自分自身をコントロールできるようになると、どんな仕事も充実した自分らしい仕事になっていきます。
ぜひこの機会に、これからの自分のビジョンや目標を考えてみましょう。

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