【自由な働き方の裏側】フリーランスとアルバイトの掛け持ちで役立つ確定申告のヒミツ

税金

最近はフリーランスでもアルバイトを掛け持ちする人が増えてきています。
その理由のひとつとして「確定申告」が挙げられます。

「フリーランスは確定申告を自分でやらないといけない」

では、フリーランスとアルバイトを掛け持ちしている人はどうなんでしょうか?

本記事では、フリーランスとアルバイトを掛け持ちしている場合の確定申告、について解説します。
確定申告の基礎知識から実践的なアドバイスまでまとめたので、ぜひ最後までお読みください。

本記事は、20代で会社を辞めSNSを使ってフリーランスとなったしおりが解説していきます。

フリーランスとアルバイトの掛け持ちのメリットとは?

実はわたしも、焼肉屋のアルバイトを掛け持ちでやっていた時期があります。

その時感じた、フリーランスとアルバイトを掛け持ちするメリット5つをご紹介します。

①収入が安定する

フリーランスは突然契約が切れるなど、正直収入が安定しません。

そのため時給制のアルバイトからも収入を得ておくことで、収入の安定化やリスクの分散が可能になります。

②スキルアップに繋がる

異なる業種や職種で働くことで、様々なスキルや経験を得ることができます。

これによりフリーランスでしている仕事の成長にも繋がるため、一石二鳥と言えますね。

③コミュニティの幅が広がる

ひとりで仕事をすることが多いフリーランス。

アルバイトをすることで新しい人々と出会う環境を得ることができます。
新しいコミュニティに入ることで、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性もあるのです。

④自己管理スキルが磨ける

フリーランスの仕事とアルバイト、複数の仕事を同時にこなすことで時間管理や自己管理スキルが身に付きます。

自己管理スキルは様々な場面で役立つスキルです。

⑤キャリアを考えるヒントになる

フリーランスとアルバイトを組み合わせることで様々な経験ができます。

自身のキャリアについて考えるヒントになるはずです。

フリーランスとアルバイトの掛け持ちの確定申告キホン

フリーランスとアルバイトを掛け持ちしている場合、確定申告はどう行ったらいいのでしょうか?

確定申告について解説していきます。

そもそも確定申告とは?

確定申告とは、働いたりビジネスをしたりして収入を得た時に、その収入と支出を国に報告することです。

国は収入から税金を取りますが、必要な経費などを差し引いて実際に支払う税金を計算します。
これによって、自分がいくら税金を払う必要があるかを知り、国に正確な情報を提供するのです。

税金を正しく支払うことで、社会の一員としての責任を果たすことができます。

スムーズな確定申告のための4ステップ

1. 書類の収集と整理

まずは必要な書類を集めて整理します。
給与明細や源泉徴収票、領収書、必要であれば経費に関する書類などを準備します。
これらの書類は収入や支出の証拠となります。

2. 申告書の記入

次に申告書を記入します。
申告書には、自分の収入や経費などの必要な情報を正確に記入します。
収入から経費を差し引いた金額を計算し、税金の基準に合わせて記入していきます。

3. 納税の準備

申告書を記入した後は、実際に納税するための準備をします。
必要に応じて支払い方法などの準備をするのがこの段階になります。

4. 申告書の提出と確認

最後のステップでは、申告書を税務署やオンラインで提出します。
提出後には、確定申告が受理されたかどうかを確認することが重要です。
そのため、提出後に必要な手続きや確認事項も確認しておきましょう。

フリーランスとアルバイトの掛け持ちは確定申告が必要?

フリーランスとアルバイトの掛け持ちで確定申告が必要かどうかは、収入の状況や金額、他の所得など個々の状況によって異なります。

確定申告が必要な場合

合計の所得が一定金額を超える場合

フリーランスとアルバイトで得た収入が、年間20万を超える場合は確定申告が必要です。
しかし、所得税法の改正や地域によって異なる場合があるため、正確な情報を得るためには税務署や税理士などに相談するのがお勧めです。

源泉徴収が不十分な場合

フリーランスとアルバイトを掛け持ちして収入源が複数ある場合、各仕事先での源泉徴収が十分でないことがあります。
この場合、確定申告が必要になることがあります。

経費を申告する場合

フリーランスの場合、仕事に関する経費を申告することができます。
これを行うためには確定申告が必要です。

確定申告が不要な場合

合計の所得が一定金額以下の場合

フリーランスとアルバイトで得た収入が、年間20万未満の場合は確定申告は必要ありません。
しかしこちらも同様、所得税法の改正や地域によって異なる場合があるため、正確な情報を得るためには税務署や税理士などに相談するのをお勧めします。

源泉徴収が十分な場合

フリーランスとアルバイトを掛け持ちして収入源が複数ある場合でも、源泉徴収が各仕事先で適切に行われていれば確定申告は不要です。
各仕事先に確認しておくと良いでしょう。

フリーランスとアルバイトの掛け持ちでも正しく確定申告しよう

確定申告は、自分の収入や支出を正確に国に報告し、必要な税金を計算する手続きです。
収入から必要な経費を差し引いて実際の税金額を計算し、社会貢献を果たす一環として行います。

確定申告の流れは4ステップですが、面倒と感じる人も多いでしょう。

一方で、フリーランスとアルバイトを掛け持ちすることで、確定申告が不要になる場合もあります。
確実に不要になるとは言い切れませんので、正確な情報を得るためにも専門家のアドバイスをもとに確定申告を進めていきましょう。

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